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最大で1025席というところなんですが、舞台の両サイドが上下しまして客席の一部となりまして1025となるわけですが、通常は大体891席でございます。それと小ホール、最大で250席ぐらいでございますが、ここは円形の小ホールでございまして、全く外部から光が入らないところでございます。
管理運営については、建物は宮城県でつくっていただきましたので、宮城県と登米地域広域行政が管理委託契約を行いまして、現在広域の方で行っているということです。さらに、やわらかい管理運営を目指そうといったことで財団法人登米文化振興財団を設立いたしました。平成5年11月ですかね。どうしても行政だけになっちゃうとかたい面が出るということで、やわらかな運営を目指そうということで、現在文化振興財団で管理を行っているところでございます。
文化施設の建設までですが、先ほど話しましたように、文化団体の多年にわたる長い運動といったものが続いたということを聞いております。文化団体は、私たちの方に登米郡芸術鑑賞協会というのがございまして、昭和53年に結成された団体でございまして、現在会員が100人ぐらいいるようですが、この劇場の建設に大変ご尽力したということで、毎年年に3回ぐらいはクラシックコンサートを自主開催しております。昨年はモスクワ管弦楽団を行いましたし、この11月6日にレニングラード管弦楽団を公演しまして、おとといでしたが、ちょうど出張の日と重なったわけですけれども、地元出身のピアニスト及川浩治さんという方がおりますが、ご存じであるかどうかわかりませんが、共演しております。この及川浩治さんは全く生まれも育ちも登米郡迫町佐沼というところの出身でございます。こういった芸術鑑賞協会がございまして、若干の補助金は応援しておりますけれども、自主的に年に3回ぐらいはクラシックコンサートを開いていただいております。
もう1つ、きのうもちょっと午後の演習で演劇の方に入ったんですが、友の会の会員、登米祝祭劇場友の会というのがあるわけですが、平成6年2月に結成をいたしました。財団からの補助金あるいは予算手当は一切行っておりません。全部自主活動ということで、劇場の支援団体としてボランティアで行っていただいております。そちらの友の会の専従の職員、非常勤ですが、チケットの販売をしたり、ダイレクトメールの発送をしたり、会員数が1500人ぐらい今いるようですが、年4回の会報の発行、イベントをお知らせしたりとか、そういったものをやっていますし、会費については、個人会員が1000円でございまして、ファミリー会員が2000円、あとは法人会員が1万円というような会費制でございまして、チケットも会員になれば割引料金で購入できる。今は5%ぐらいの割引です。あと

 

 

 

 

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